こんにちは、わたぞう(@asahitv)です。
前回につづいて後編です。
本当は前編後編に分けるつもりではなかったんですが、全然まとめられなかったのでお付き合いいただけるとうれしいです。
講義の本題としてまずは「話す力」から入ります。
話す力で重要なことは「話の組み立て方」
話す力はわかりやすい話の組み立て方が一番重要で、話を聞く人の頭の回路は次の様になっていると言います。
- 話し手は何を言いたいのか(話の中心)を知ろうとする
- その理由はなにか?背景は根拠は?具体例は?
- 聴き手は常に頭の整理をしながら聴いている
ブログやSNSの文章とは違って声は話すと消えてしまう。
聞き直す事もできるが毎回聞き直すわけにもいかない。
話し手の伝えたい言葉が聴き手に重要なセンテンスだけ頭に残るようにしなければいけない。
となると、自然にこんな話の構成にしなければいけない。
- 全体が先、部分は後
- 先に結論
- 情報の取捨選択、筋道立てる
- 項目には小見出しをつける
- 文は短く 1センテンス、1情報
話す内容の組み立て方
これを見た時、ブログや本の書き方はこうあるべきだとよく言われているやり方と一緒なんだなと感じた。
【全体】・・要約力
件名:何について話すか?
結論:一言でまとめると
【部分】・・整理力
詳細:内容をつたえるけど優先順位をつけて伝えたいことを先に言う
・項目1 小見出し
内容
・項目2 小見出し
内容
・項目3 小見出し
内容
まとめ 要点を繰り返す
要約力と、整理力が必要になってくる。まずは要約力をつける必要がある。
コミュニケーションの第一歩「きく力」
きくの種類は3つあって、コミュニケーションは下2つが重要
聞く(hear)・・意識せず、耳に入ってくること
聴く(listen)・・意識して主体的に目的を持って聴きとること
訊く(ask)・・質問をして疑問点や相手の思いなどを訊き出すこと
「聴く力」~傾聴力
傾聴の3つのポイント
- 相手の話をありのまま受け入れる
- 相手の話をわかろとする
- 相手を尊重し、立場や心情に寄り添う
気をつけること
- 話は遮らず最後まで聴く
- 先入観を持たない
- 議論をしない「間違い・違いを指摘しない」
- 自分の考えに誘導しない
- 聴いているサインを送る「うなづき、あいづち、視線、メモ」
確認しながら聴く
- ポイントは繰り返す「そうですか、○○なんですね」
- 区切りがついたら要点を整理「仰っしゃりたいことは○○ですね」
- 具体例を出す「○○は●●のようですね」
- 概念を共有する「Aさんの言う○○は●●という意味ですね」
- 曖昧表現を定量化する「大体とは8割ということですね」
要約しながら聴く
話のコアはなにか?何が言いたいのか?この根拠、背景はなにか?
言葉の奥にある気持ちを探って聴く
表面的な情報だけでは浅い理解になってしまう。その人の言葉の背景や気持ちを理解することでより多くの情報を理解できる。また次にでてくる質問力が加わることでより理解が深まる
「訊く力」~質問力
訊くということは、相手の思いや考えを知ること
話し手は、聴き手のことを考えていてもいなくても、その人の頭のことはわかりません。自分は伝えたつもりかもしれないし、そもそもそこまで深いところまでは聞かれないとなかなか話さないことが多いです。
聴手は、一度話を聴いただけではなかなか理解できないことは、質問によってより深いその人の思いなど心情も引き出すことでよりその人のことを知ることができます
大切なのはその人を理解したいという興味が重要です。
想いを引き出す2つの訊く
様々な角度から広く訊く
疑問点やもっとしりたいことを訊く(事実を確かめる)
いつ?(when)
どこ?(where)
だれ?(who)
なに?(what)
ピンポイントに深く訊く
言葉として表現されてなくて、そこに込められた背景や意味するところを訊く
なぜ?(why)
どのように?(how)
話が深まるかは「質問力」が決め手になる
yes,noで答えられるクローズドクエスチョンは、事実確認に良いが、会話が深まらず、
オープンクエスチョン(why?how?)をすることで相手の深い想いなどが聞けるだけではなく相手も考えさせれらるので気づきが生まれたりする。
よい質問とは
- 頭の整理をさせてくれる質問
- 漠然とした思いをクリアにしてくれる質問
- 気づきを与えてくれる質問
まとめ
今回学んだことは情報として知っていることでも実践出来てないことが多かったです。
コミュニケーションは一方的な会話ではないので、話し方が上手、聞き方が上手など一方だけ得意って人も自分を振り返ってみて改めて見ると人間関係がよくよくなるかもしれません。