こんにちは、わたぞう(@asahitv)です。
前回の続き3話目になります。
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▼2話目はこちら
日々の生活が始まりました。
嫌なことはあまり引きずらないで忘れようと思っていました。
工事完了書にはサインをしましたが、完全にフェードアウトをしたホームセンターのS氏からは連絡がありません。(もはやホームセンターに依頼したのを忘れていました)
まあそのうち請求書でも届くのかな~と思っていました。
「オワっている」リフォームの始まり・・
ただ、ある時張り替えた畳の部屋を歩いていたときに、ふと、
あれ?
畳がぶよぶよしている気がする・・・
新しい畳に変えたのに。。。
手で押してみても変える前と変わってない感じがしました。
でも確かに綺麗になっているんです。
気になってネットで調べたら、畳の表替えと言って元の畳を使って、表面だけを張り替える手法があることを知ります。
・・・・・・・・・・・・・もしや。
しかも後で分かったんですが、この畳の交換ですが、本畳ってい草の塊なので、今の軽いものと違ってめっちゃくちゃ重いんです。いくらガタイのいい大工さんでも大変なんですが、
たまたま僕が仕事で立ち会えない時に立ち会いを両親に頼んだんです。その両親に畳を運ぶのを手伝わせていたらしく、膝も腰も悪い親にまで手伝わせていて表替えだけか!!!!
またそれが気になってきたら、なんだか床の斜めっているところも気になってきました。
長いことこれから生活をしていくのに、ちょっとした気になることをずっと我慢できるのか?
と考えていたら
急激に怒りが
こみあがってきました
また全然来ないホームセンターの担当者も、管理しないリフォーム会社の若い担当者も、なんだかんだ適当な仕事をした大工さんに対してもこれおかしくないか?
・・・・・・
このままでいいのか!?
・・・・・いやダメだ!
私はこのまま泣き寝入りしないで、とことん抗議をすることに決めました。
早速S氏に電話をかけます。
ホームセンター担当者のS氏の呆れた電話のやりとり
もしもしSさんですか?工事終わりましたが、めっちゃくちゃスケジュール押しましたがそれ知ってます?
あ、はい?少し遅れているとは聞いているんですが。。。。
少しじゃないですよ!全然スケジュール通りにいってませんよ!
しかも工事も適当な感じになっていてこれ大丈夫ですか?
え?そうなんですか?工事は無事に終わったと報告がありました。
いやいや、まったくダメです!これじゃあ終われません。
しかもなんでアナタ一度も現場に来ない上に、状況把握してないんですか!
申し訳ございません。リフォーム会社に全て任せておりましたので、、では私、すぐに状況を確認しに行きますので、お日にちの良い日を教えてください。
(さらりと丸投げをしていたことを言うな・・)いや、あなたはまったくお話にならないので、違う人を出して下さい。上司とかでいいです!
分かりました。申し訳ございません・・・
※ここからS氏は完全フェードアウトすることになります。
ホームセンター本部の偉い人A氏登場
S氏と電話をしたその日の夜に、
ホームセンターの本部にいるA氏というちょっと偉い人から連絡があり、謝罪とともに、現場を見たいので家を見せてくださいと言われました。
日程を調整してA氏とリフォーム会社の担当と一緒に家に来ることになりました。
この度は、弊社がきちんと管理をせずスケジュールも大幅に遅れて申し訳ございません
とりあえず、、、スケジュールだけの問題ではないので、きちんとチェックしてみてください。
はい、、、、承知いたしました
この畳はどうですか?ここブヨブヨしてませんか・・?これって畳が新調されています?当初の見積もりは畳の新調になってますが。
はい、、これは畳の新調ではなく表替えだと思われます。。。
なんでこんなことをしたのか。。。。ぶつぶつ。。
フローリングの床はどうですか?ここ歩いてみてください。なんか変じゃないですか?レベル調整してもらったんですが・・。
斜めってますね。。それも随分と。。レベル調整は一切行われていないと思われます。
どうしてこうなったのか。。ぶつぶつ。。。
全くですか・・・?何のために張り替えたのかわかりませんね・・
はい、、こちらからは返すお言葉がありません。
と全体的にチェックをした結果、謝罪とともにA氏から色々提案をもらいました。
提案内容
- 元のS氏は担当から外して本部A氏が責任をもって毎回現場監督をする
- 床はもう一度張り替える
- キッチンの床はそのままにする代わりに支払いは無し
- 畳はそのままの表替えにする代わりに支払いは無し
- リフォーム会社は引き続き担当するが、大工を変え毎回現場チェックをする(会社を変えてくれと言ったが責任問題があるのでそれは通りませんでした。。。)
ここから一度終わったと思った、リフォームが再開することになり、
まさかの
「第2ラウンド」を
迎えることになるのです。
ちょっと話は逸れます。
大工さんとの最後のやりとり
ここで大工さんを変えることになるのですが、リフォーム会社からやり直しと大工さん変更の話があったらしく(恐らく・・ギャラがでないか大幅に減らされたのか?)大工さんが僕に直接電話してきました。
あ、大工ですが、やり直しって聞きました。
はい、床が斜めっていたんで、このままだと住めませんし。
それ俺が直すんで俺に任せてください。ちゃんとやりますから。
(よく言えるな。。)いやー大工さんは悪くないですよ。リフォーム業者がちゃんと共有しなかったから大工さんやりにくい状態になっちゃったんですもんね。
やる気がでないとか愚痴ばかりいっていたのと、正直怒らせたら怖そうだったので、てい良く変更をしたかったんです。それに本当に100%大工さんだけのせいではないというのも本心でした。
一番は一次請けして下請けに丸投げしたホームセンターやリフォーム会社が「悪の根源」だと思ったんです。
いやーそうですけど、責任がありますから、俺やりますよ。
いやいやこんな作業を大工さんにやらせるわけにはいきません。リフォーム会社が悪いんです。もっと言えばホームセンターがいけないんです。なのでここらで手を引いていただいて大丈夫です。あとはこちらでなんとかしますから。
あ、、そうですか。。わかりました。。。。。
ここで電話を切ったんですが、その後一度家に来ました。
逆ギレでしょって思うのですが、怒っていたようでここで遠回しに(はっきり言ったら事件になるので)力による脅しをかけられました(※詳細は事情により書きません)
それに対して引いたら負けだと思って僕もここでは公開できないような脅しで返しました。当然ながら力では余裕で負けるので、違う力を使いました。(僕ももちろん遠回しに言いました)
その後、リフォーム会社に文句をいってくるといって大人しく帰りました。
悪の根源はホームセンターであり、リフォーム会社でもあるんだけど、どういう事情であれ、適当な工事をしたのはアナタですよと心で思いながら、別れました。
こうして大工さんは完全にフェードアウトすることになりました。
話を戻します。
第2ラウンドの開始(リフォームのやり直し)
またリフォーム工事のスケジュールを引き直しました。
今度は相手も慎重に、現実的なスケジュールを作ってきました。
その期間・・・「約1ヶ月」!!
まあまあ長いです。。。合計2ヶ月
もう一度あれをやるのか。。。
でもまあ少し支払い安くなったし、今回は現場監督としてA氏やリフォーム会社の担当も来るのだから大丈夫だろう。大工さんも変更になったし。と思って依頼をしました。
新しくきた大工さんは職人さんっぽい高齢の人。
もらった名刺にはリフォーム会社の名前が入っていたので社員ぽい感じだったが、
後で聞いたらお抱えのフリーの大工さんでした。
早速リフォームが始まったけど、仕事を見ているとすごいテキパキと作業をしてスピードも早い、そして丁寧というかスキルがある印象でした。
そうだよ!これだよ!こうでなくっちゃ!と安心しました。
それから着々と工事が進んでいくことになります。
この時期は冬です。軽く雪が降る中工事をした日もありました。めちゃくちゃ寒かったのを覚えてます。
僕も立ち会わないといけないので、そろそろ終わりにしませんか?
って言うとスケジュールが遅れるのでと言われ、そう言われると早くしてねって言っている以上、文句が言えなく我慢してました。
時には20:00近くまで作業する日もありました。
フローリングを再度剥がして張り直すので、壁紙も張り替えることになりました。
その時は別の壁紙職人がやって来るのです。
ある日その職人がやってきました。
あれ?どっかで見たような・・・・
あれ??
なんと、あの1話目で登場したヤンキー職人でした。
(まさかまた合う時が来るとは。。)
よく聞くとリフォーム会社の担当の知り合いっぽかったです。
今回は流石に歌は歌っておりませんでした。黙々と作業をしていました。
壁紙も張り、リビングの床も順調に進んできました。
この時点で90%くらい作業が終わっていました
やっとここまできた・・・
この時点である程度安心して良い年越しが出来る・・・・・
この時点ではそう・・・思っていました。。。。。。。。
▼次回最終話に続く