【4話最終回】どこに向かっているの!?後悔でしかないリフォーム業者選びを失敗した過去最大の悲劇~最終決戦編
こんにちは、わたぞう(@asahitv)です。
前回の続き、最終回の4話目です。
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最終作業でまさかの事態
なるべく土日の休みは立ち会っていたんですが、年末が近くなり、会社の仕事でイベントに参加しないといけなかったので、その日は嫁に立ち会ってもらって僕は仕事にいくことにしました。
行く前に大工さんにお願いをしてました。元から床に掘りごたつがあり、閉めるための木の蓋が有るんですが、キッチンの床下収納庫と同じやり方でやってもらうように依頼しました。
この蓋の枠と受けの部分ってアルミ?の金属がついているのが一般的なのですが、これと同じような金属のフレームにしてください。と伝えてたんです。
その日イベントでの仕事が終わる夕方くらいに嫁から電話がありました。
どう順調??って聞くと、
いや、わたぞうが
言っていたような感じになってないよ
あれ大丈夫???
え??
家に帰ってみると、受けの部分が何故か元々ついていた木を加工した木枠となっているのです。蓋は特に何もなくフローリングと木を加工したもの。
で蓋や周りを歩いてみると、
ギシギシ、、
ギシギシ、、、
ミリミリ、、、
音を立てたいわゆる床鳴りが発生しています。
蓋を開けたり、閉めたりするのも引っかかってスムーズに開きません。
何故これ(木枠)にしたんだ・・・・?
後日A氏らも含めた関係者が集まる作業日に、大工さんに話を切り出しました。
すいません、掘りごたつの受けの部分ですが、なんで木枠にしたんですか?
それは、ソッチのほうが良いと思ったからです。金属だと見た目がよくないですからね。
こだわりはありがたいのですが、金属って依頼しましたよね?そもそも床鳴りがしているし、それに蓋の開閉がスムーズにできませんよ。
まあ、木枠なんで多少擦れた音はしますね。。そこは我慢してもらうしか。。。
なんで我慢しないといけないんですか。それだと困ります。今から金属に出来ないんですか?
全体を加工しちゃったんで、出来ません
え?出来ない・・・・・どうするんですか?これ
そうですね。。。重なるところをゴムパッキンなどで補強すると多分音はなくなります。
わ、、わかりました。。。もう一度やり直すのは現実的でないので、床鳴りだけ直してください。そしたらこのままで良いです。
わかりました。他の作業を終わらせて最後に対応します。
この時点で年内にリフォームが終わらないことが確定しました。
最後の床鳴りを無くす戦い
年が明けて、残す所は、例の掘りごたつだけになりました。
元々泥仕合でしたが、
ここから更に加速します
もうここだけなんですが、何をやっても床鳴りが直りません。
もはや木枠をやめるしか無いけど、それは現実的に難しい加工をしてしまっています。フローリングをそれに合わせて加工してますからね。
違う方法をとってもダメ
今週はダメ、
次の週もダメ
もはやリフォームが完成する気がしません。
すでに皆疲弊しています。
すでに引き直したスケジュールも延長しているので、いい加減、期限を決めたいと話をA氏にします。
これ永遠に終わりませんよね?そろそろ工期のケツを決めません?流石に立ち会うのは限界です。
たしかにそうですね。。もうこれ以上ご迷惑はおかけ出来ません。いついつまでに終わらせます。
わかりました。そこまでは耐えます。
そして最終日を迎えましたが
結局直りませんでした・・・・。
その後、A氏から電話がありました。
すいません。これ以上はあのリフォーム会社の技術では対応できないと判断しました
え?、、そうなんですね。。でどうするんですか?
実は会社に相談していてこの案件の決定権を全部任せられました。つまり代金のお支払も私の一存で決められます。今回の工事は完了できませんので、ここについてのお支払いは減額させていただきます。床鳴りはご勘弁ください。
なるほど、、わかりました。。(さすがに引っ張る気力はありませんでした・・)
と言って電話を切り、結果約3ヶ月かかったリフォームはこうして幕を閉じました。
まあ言ってしまえば、僕を含めた関係者全員が不幸になる、
いわゆるwin winならぬlose loseという後味がめちゃくちゃ悪い結果になりました。
リフォーム後、振り返ってみて
リフォームが終わってだいぶ年月が経ちますが、未だにキッチンの床は斜めっているし、リビングの床鳴りもあるし、畳はぶよぶよしてますが、あまり僕は気にしてません。
(嫁はトラウマだ~と言ってしばらくホームセンターには近づかないようにしてましたが)
というのは僕は比較的寝たら忘れるタイプで、事件が終わって暫く経つと怒りが弱まるんです。
流石にこうやって記事にしてみると書きながら当時の気持ちを思い出してあんのやろ~~!ってまた怒りが蘇って来ましたが・・。
でも前向きに考えると良いことも沢山あります。
初めてのリフォームだけど色々な事が有りすぎて、リフォームの知識がめちゃくちゃつきました。こうしたらうまくいく、これは失敗するとか。工期はこれくらいかかるとか。
またこういう業者がいるってことを知ることもできたし、業者のスキルが有るか無いかも話をすればある程度わかるようになりました。
交渉の仕方や引かない気持ちの強さみたいなものも、ついた気がします。
今はこうして辛かった話も笑い話にできるくらいになりました。
リフォーム自体も不思議と嫌いにならないで、むしろ以前より好きになって、それから複数回、他の業者に依頼してリフォームを行っています(大きい失敗はありません)。根っから好きなのかもしれません。
ただもう二度とあんな経験はしたくないし、他の人にも味わってほしくないので、どうせなら皆さんがこうはならないように気をつけようと思えるものにしたく、当時のことを詳細に書きなぐりました。
最初は1記事でちょっと長めのものを書こうと思っていたんですが、書いていると問題が多すぎて(細かい事件はもっとあって、これでもだいぶ端折りました)とても1記事で収まらないので連続小説みたいになりました。(3話で終わらせたかった)
長く拙い文章をここまで(頑張って?)お付き合いいただいた皆さんありがとうございます!!
この全4話のシリーズを書いていて初めての経験も色々あったので、どこかで記事にします。
今後も記事を書く活力になりますので、
面白かったらブクマやSNSシェアなどお願いします~!!
ではまた