こんにちは、わたぞう(@asahitv)です。
突然ですが、みなさんは奥さんや旦那さん、
お子さんを扶養にいれてますでしょうか?
よく片方のパートナーが専業主婦(夫)だったり、パートなどで働いていても年収が一定の額に達してないと扶養に入れることができるため、健康保険を一緒のものを使ったり、扶養している人の節税にもなりますよね。
これって両親もできるって知ってました?
(※諸条件あり)
かれこれ10年前くらいにそれを知った私は会社に申請を出したら、
「扶養している証明出せますか?例えば、毎月送金している証明とか」と言われて、
特に残してなかったため、諦めました。
その後も何度かやろうとしたんだけど、介護費が増えるとか、健康保険料が増えるとか噂話を聞いていたので、よく調べないで諦めてました。
最近、不動産のことで税金勉強していたので、何かやれることないかなと思って親の扶養を思い出しました。
ちゃんと調べてみようと、FPの教科書、ネットの情報を調べたあとに、市役所、健康保険組合に電話して話を聞いたところ、メリットだらけだったので、まとめてみたいと思います。
前置きが長くなりましたすいません。。w
両親を扶養に入れるメリットは大きく分けて2つある
両親だけに限らないですが扶養大きく分けて、以下の2つに分類される
- 社会保険上のメリット
- 税法上のメリット
1つ目の社会保険の話は、先程にも記載した健康保険証を被保険者のものを使用できるので、保険料の負担が減る。
税法上は被課税者の控除(所得金額が減る)になるので、節税になります。
ただ、これには色々条件があります。調べた結果、社会保険のほうは僕の場合メリットがあまりないことがわかりました。むしろデメリットがありました(細かい話になるので割愛)
ということで、今回は税法上のメリットだけ得れるかもと、申請してみようと考えました。
ちなみにうちの両親の状態ですが、個人事業主だったんですが、最近高齢なのもあり、引退して収益がない状態でした。
なので、2人とも扶養に入れることができる。
ちなみに、収入が多少あっても母だけを入れたり、父もそこまで収入がなかったら入れることができます。
これをすることでどうなるかというと、サラリーマンだとあまり節税って出来ないイメージかと思いますが、配偶者控除(38万)同様両親も一人あたり38万(70歳以上だと同居で58万、別居で48万の控除)を受けることができます
別居でも扶養に入れることができるのがポイントですね。
控除されるので、所得税や住民税が安くなります。もう払っている人は戻ってきます。
ちなみに、知らなかったんですが
なんと、
5年間遡ることができます
(FPの教科書にかいてあるのに、、よく資格とれたもんだw)
実際に市役所にいって計算してもらったんですが、恐らく20万以上は戻ってくる計算になります。
すごいですね〜〜。
所得税のほうも確定申告したら、計算は出してないけど、いくらかまとまった金額が戻ってきそうです。
税金の仕組みを知っているか知らないかでここまで得したり損したりするんですね。
早速、役所にいって、申請してきました。
(ちなみにここで恩恵を受けれるのは住民税です)
ここまでで「?」がついた方もいるかと思いますが、所得税と住民税は別物なのです。(知っている方は当然の話ですが)
この扶養で恩恵を受けれるのは、所得税と住民税、
所得税は税務署(確定申告)、住民税は役所が取り扱っているのです。
つまり、確定申告が面倒でまとまったお金とはいえ、取り返すのに面倒なことしたくない!って方でも、
住民税だけなら
確定申告不要!!!
いや〜これなら確定申告に慣れてない方も現実感がありますね。
まあそれでも僕の場合、過去にふるさと納税をしていたり両親が引っ越しをしていたり、両親が株の収支を確定申告したりと色々複雑になっていたので、結構ややこしかったですが、普通ならそこまで大変でない思われます。
ここら辺は話すと長くなるので割愛しますが(気が向いたらまとめます)、そんなことになっているのだと仕組みの勉強になりました。
とりあえず、「調べて実際に行動する」ことで実利と知識に繋がることを再認識しました。
今のご時世、急に生活が困窮してきたという方も多いと思います。
そういう方はぜひご両親とも相談して扶養にいれる、場合によっては同居する(そのほうがメリット多いです)なども検討してみてはいかがでしょうか?
特に大変な人にはこういう仕組みを知ってもらいたいです!
僕の具体的な金額等は事務処理して正確なところがわかるようなので、実際に申請が受理されたらもっと詳細なことをまとめてみたいと思います。
ではまた